植物の話
2015年01月08日
植物の冬姿 ガマの穂・・・・
茶色になった冬景色。
何だか綿が絡みついたような枯草がありましたよ。
この姿どこかで見たことありますよね。
左はセイタカアワダチソウ。
右はガマの穂です。
どちらもまだまだ種をとばしています
ガマの穂は一度ほぐれるとこのように次から次へと種が出てきます。一つの穂に35万個のタネがついているとか。
そして、風に乗ってフワフワ~
いろいろなところへ飛んでいきます。
種は小さく軽いので、ずいぶん遠いところまで飛んで行けますね。あっちにもこっちにも綿毛を付けた種が浮かんでいます。
お布団にしたら気持ちよさそうなくらいふわふわ。因幡の白兎の傷も治ってしまいそうです。
いつも手が届きそうで届かないところに生えているガマ。あるとき手を伸ばしたら届くところにあって、嬉しくなってガマの穂を家に持ち帰ったら・・・・いつの間にかこの状態になっていて、家じゅう大変になったことがありました
これらの周りに目を移してみると。 木々は葉を落としてその姿を見せています。
木ごとに樹形が違うのがよくわかります。
周りにはたくさんの鳥たちが、散らばった種を食べにやって来ています。
あらあら、陽だまりにはホトケノザがピンクのかわいい花を咲かせています。
寒いながらも植物はたくましくしたたかに生きています。